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1998年の冬、
突如南米ペルーに行きたいと思った。
正確には、ペルーにあるパワースポット、
マチュピチュに行きたいと思った。

その年の夏には、
それまで10年勤めた会社を辞めていた。
そして、翌年1999年7月には、
恐怖の大王が降ってくると言われていた。

どうせ世界が終わるのなら、
やりたいことはやっておきたい。

というわけで、マチュピチュに行くことにした。

ペルーは、外務省の安全情報によると、
渡航注意になっていた。
海外旅行が初めての自分にとっては、
高過ぎるハードル。

旅先で降りかかる、
さまざまなトラブルが脳裏に浮かんだ。

でも、行きたいと思った。
大げさかもしれないが、
「死んでも良い」と思った。
死にたくはないが、
望むことをやった上なら、
死んでも仕方がないと思った。

でも、
ペルーの空港に降り立った時、
タクシーや客引きが騒然と詰めかけているのを見て、
その場で帰りたくなった。

現地で時間をかけてツアーの値段交渉したのに、
結局カモられていたことに気付いて、
怒りで眠れない夜もあった。

ホテルのシャワーで温水が出なかったので、
英語で文句行ったけど、
従業員がスペイン語しか分からず、諦めた。

思うようにならないこともあったけど、
思ってた以上に簡単に出来たこともあった。

日本では危険と言われていた場所も、
実際に行ってみると、
のどかに感じるところもあった。

危険と言われる場所でも、
女性もいれば、子供もいる。
人の生活がある。

実際に自分が動いてみないと、
人の話だけでは分からない。

1999年、結局恐怖の大王は落ちてこなくて、
世界はいまだに続いている。

でも、恐怖の大王のおかげで、
ペルーに行くことが出来た。

少しだけ、自分の限界を越えることが出来た。
自分のスペースを拡げることが出来た。

やりたいことをやる自信が、少しだけ出来た。

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